――入職時の印象は
前職が病院での勤務で、やりがいはあったのですけど、もう少し勤務時間帯を変えたいなと思ってなかよし保育園に入職しました。8時半、5時半か、8時、5時の2パターンの勤務時間で、すごい自分の時間が作りやすくて、私生活も充実することができているので、転職して良かったなと思います。園に応募を出して、面接に来たときに、園の中を見させてもらいました。青森から上京してきて、埼玉も東京も都会だと思っていたのですが、園庭があって、しかもその先に畑があって、ほかのところで見いてた中で、園庭と畑があんなに広いところっていうのがほぼなくて、こんなに広い畑があるのにちょっと感動して「いいな」という印象だったので、面接受けた帰りは「ここで働きたい」という気持ちで帰りました。
――待遇や職場環境について
待遇はほんとに求人で出ていたままです。残業はやる日とやらない日っていうふうに決めてやると、定時にも帰れるし、自分が例えばこの週は用事があるから、ここの週までに終わらせようとかっていうのは、自分の中で決めてやれば、全然勤務時間内で終わる仕事をしています。有給も取っていますし、平日休み、希望休とか出して旅行にも行けます。実家が青森で遠いのですが、理事や園長先生に話し、すごく融通を利かせてくれるというか、理解してもらえて休みを取りやすいです。
――子どもの成長も見れる栄養士
前職に勤めてたときは病棟の方と栄養課の方できっぱり分かれていて、役職みたいなのがあったので、病棟の人と関わることもほぼほぼなく、栄養課の中だけで勤務してたっていう感じだったんですけど、ここに入職が決まり、初めは自分の仕事はほかのは、保育士とは別で区切られているのだろうなと思っていたのです。でも入ってみたら発表会とか運動会とか行事に関わっていくうちに、子どもの成長も見られて、それが栄養士の仕事に反映されていきました。献立立てるときも顔が浮かぶし、成長が浮かぶので保育園の栄養士はすごいやりがいというか、やってて楽しくなる理由の一つです。
――職員自身の音楽活動も盛んです
草加なかよし保育園では、夏祭りとか発表会で職員の出し物をする機会があります。私は昔ピアノを習ってたんですけどずっとやってなくて、ここに来てみんな初めての楽器とか、やったことない楽器にチャレンジして合奏に取り組んでいます。社会人になってからも、部活動みたいにみんなで力を合わせて作っていくっていう作業をすることができるのが、すごい仕事以外でも楽しくていいなって思いました。わかば会10周年祝賀会の時のように、やったことないこととかこれ次やってみたいとか、この曲みんなでやろうとか、みんなで話すのも楽しいです。
――先輩にも意見を言える職場
全体的に仲いいと思います。プライベートの話ですけど、飲み会とかもみんなでするし、休みの日とかも結構誰かの家に集まったりとかして遊んでいます。最初は先輩方にやっぱり緊張してたんですけど、すごい気さくな方々なので仲良くなり、結構仕事のこととかも、ちょっとした時間に相談できるようになりました。休憩時間に一緒にコンビニに行ったり移動中に「今日こうだったんですよね」と話すとちょっとしたアドバイスをもらえたりします。
先輩、後輩の上下関係はあるんですけど、先輩にも意見を言える職場だなって感じます。先輩が絶対っていうわけでもなく、「そうか、そうだね」って言ってくれて、自分の意見が通ったりとか、自分の考えが言える、そう思わせてもらえるなと思います。
――一生懸命仕事している姿を見てもらえる
一生懸命頑張って計画したこととか、一生懸命頑張って仕事している姿を先輩や園長先生が見てくれています。例えば給食の給食室をきれいにしたりとかすると、「給食室きれいになったね」とか、「給食美味しくなったね」とか、いい意味でも悪い意味でも、きちんと感想を言ってくれる。「今日のこれこうだった」って言われた時でも、言ってもらえれば直せるじゃないですか。だから、別に嫌な感じとかそういうことじゃなくて、何でも言ってもらえるのがありがたいです。
――どの人同士でも風通し良い人間関係
合奏とかやってるときも、変だったら「変」って言うし、ずれてたら「ずれてる」って言うし、全然年下の人とかでも、ちゃんと音楽やってた人とかは「何かずれてないですか?」って言ったら、確かにってなって、みんなでじゃあここもう1回練習しようとか、そういう雰囲気がありますね。わかんないところは私も後輩に教えてもらったりとか、「このリズムどうやってやるの?」って聞いて教えてもらったりすることもあります。
誰と誰が仲いいというものがあるかと思いますが「今日一緒にいたメンバーで、じゃあ帰りごはん食べに行こうよ」とか、別にどの人とどの人が一緒にいても、みんなで気兼ねなく楽しめる。そんな間柄です。