――草加なかよし保育園立ち上げメンバーとして入職
学校に来た求人を見て、新設の園だったので、先輩がいないから上下関係がなく、新しく園を一から作って行けるなと思って応募しました。
一からの園作り、先輩がいない分、保育用品や玩具の配置についても考えるところからのスタートでした。子どもに対しても実習で何回か行ったものの、おむつの替え方にも手間取り、ほんとに手探り状態で同僚とみんな相談しながら保育を作り上げていきました。それで絆が深まったっていうのもあるんですけど、自分たちの目指す保育を考えるきっかけになったのかなとは思います。
――大変だったけど今では楽しみながら行事の準備できる
1年目は毎日が嵐の様に過ぎていきました。慣れない行事に関しても準備にすごく時間がかかっていました。でも年々やっていくうちに要領もつかみ、職員同士の連携も深まり、楽しみながら行事の準備を進めることができてます。
――一度退社するも半年で縁あって復職
入職して3年目を迎えた頃、当時力を入れていたエレクトーンに専念しようと一度辞めましたが、再度自分の力を保育園で発揮しようと復職しました。それから4歳5歳の担任経験を経て主任、法人での認可保育所の事業所が増えると同時に統括主任となりました。
――統括主任の仕事内容
日々の業務としては、保育計画の実施、各拠点の運営サポートです。年間を通しての保育に関わる計画を立てています。園全体としての行事の進行にも目を配ります。各園の施設長の先生たちと連携を取って、保育計画や行事の準備等も連携を取って進めています。保育に関わるマニュアルも毎年見直し保育感を共有し、わかば会法人全体で質の高い保育を提供したいと思っています。
――職員の業務分担、勤務、人事、広報など
職員の業務の分担も、1人に大きな負担がかからないよう、皆がその能力を十分に発揮できるよう、業務の振り分けを考えています。簡素化できるところは簡素化し業務の軽減につなげています。人事や広報も私の担当です。具体的には新入職員の就職フェアに出たりとか、実習生の受け入れ計画の作成です。
――現場の声から新園内装のアドバイスも
職員の面談を年に3回行い、風通しの良い職場を目指しています。思っている事、考えている事を言い合い、ちょっとした事でも保育に生かすよう努めています。
新園建設にあたっても、現場の先生たちからどういうところに棚があったら使いやすいとか、コンセントの位置とか、制作をよく天井からつるすので、どこにフックがあったらいいとかもいろんな先生から話を伺って反映させています。
――園歌の作曲まで??
草加なかよし保育園、草加あおぞら保育園の園歌は私が作りました。曲を私が作って、歌詞は草加なかよし保育園の渡部園長先生です。「やってみる?」って言われて、子ども達に歌い継がれる園歌となりました。
――職員の音楽への取り組み
太鼓に特化した先生がいたときは太鼓中心になったりとか、吹奏楽になったりバンドを組んだりと、その時の職員の特技によってそのときに打ち込むものが変わってきます。音楽は子どもが楽しむだけでなく職員も音を共感して楽しむ文化が生まれています。